お母さんのお腹の中で、
優しい声を聴いていた。
お母さん やっと会えた
お母さん 誰よりも愛している。
お母さんの笑顔、待ち望んでいた。
お母さん、愛してくれてありがとう。
昨今、子どもへの虐待事件が後を絶たず
私たちの耳に飛び込んできます。
「わが子は、自分の命に代えても守りたい」
と思っていた私。
「目の中に入れても痛くない愛娘」と
いうことわざがあります。
これは「溺愛」という意味もありますが、
それくらい子どもは可愛い、と
私は思っていました。
そのように子どもは
とっても大切な宝のような存在。
かけがえのない存在、と
思っている私にとっては、
子どもへの虐待事件は
信じ難く
ですが現実に起こってる事態に
非常に心が痛みます。
先日、
「懲戒権」が見直され、
一部改正されました。
「懲戒のためには、
しかる・なぐる・ひねる・しばる・押入れに入れる・蔵に入れる・
禁食せしめるなど適宣の手段を用いてよいであろう(以下、省略)」
民法第820条、822条
そこに「子どもの利益のために」という文言が
加わりました。
これも解釈によってはさまざまな
懸念がありますが、
前進したことは確かです。
明治時代、子どもの愛着形成や
発達心理学の理解があまり進んでいなかった
時代にできた民法、
時代の流れとともに見直しが必要なのは
当然の流れとも言えます。
全てのお母さん、
親に向けてお伝えしたいことがあります。
赤ちゃんは、
お母さんが大好きです。
お腹の中で、お母さんの声を聴いて、
「早く会いたい」と思って生まれてきます。
お母さんの笑顔を待ち望んでいます。
お母さんを愛しています。
そしてお母さんに愛されることを
信じて生きています。
お母さんを信頼し、
愛されることを信じて
この世に生を受けてきます。
「お母さん、愛してくれてありがとう」
子どもは心の中でいつも呟いています。
この気持ち、どうか気づいてあげてください。
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