ごあいさつと理念
ご訪問頂き、ありがとうございます。
家庭教育研究家 田宮由美です。
「自己肯定感」「自尊感情」
これらの言葉は子育てや教育の分野ではもちろん、
ビジネスやメンタルヘルスなどあらゆる分野で注目されつつあります。
かなり広く浸透しつつあるこのワード
人の幸福感を決めると言っても過言ではないとても重要なものです。
本来のself esteem(セルフエスティ―ム)という言葉を日本語訳で「自己肯定感」「自尊感情」と表現がなされているのですが、広まるにつれ、その解釈や使い方に、昨今バラつきも感じております。
「心根育」では、「心の根っこ」と表現し、簡単に分かりやすく、そして深くお伝えしています。
「心の根っこ」とは、子どもの心の成長の基盤になるもので、「私は大切な存在」
「ありのままの自分で愛されている」という自分のあり方を積極的に認める感覚のことです。
心の根っこがしっかり育っていれば、しつけも勉強も自然と身についていきます。
そして抱いた夢に向かって、意慾を持って挑戦していくでしょう。
比べて優位に立つことより、変化に適応する力を育てる
心根の根っこを育てるときに大切なひとつが「比べない子育て」です。
日本の教育は、戦後の「詰め込み教育」が長く続いた後、「自分自身で考える力を養う」ことを目的に
「ゆとり教育」が導入されました。
その後、「学力低下論争」などがあり、「脱ゆとり」へ。
その背景には
「日本社会のグローバル化」「情報機器の急速な進化」など
日本の目まぐるしい時代の変化があるといえるでしょう。
そのような中、物事の基準や、人の価値観や考え方も、時代の変化とともに変わっていきます。
人と競い合って勝つことや、周囲と比べて優位に立つことなどは、属するフィールドが変われば、
もろく崩れやすいでしょう。
今の子ども達に求められているものは、どのような変化を迎えようと、
生き抜いていける柔軟性や協調性などの「適応する力」だといえるでしょう。
未曽有の大震災や、未知のウイルスなど、過去には想像もできなかった現実と向き合い、
模索しながらも生きていかなければなりません。
親はそのような中でも、子どもが夢を持って、
自分らしく生きていける力がつくように育てていきたいものです。
心根育(ここねいく)では、それらのことを
多くのイラストを使用し、
忙しい子育て中の親御さんにも、見ただけでもスッと分かり、
日常の使い慣れた言葉で説明し、ストンと納得のいくようお伝えしております。
子どもが1歳なら、ママも親になって1歳
「子育ち親育ち」です。
大地にしっかり根っこをはり巡らせた樹木は大きく育ちます。
子どもも心の根っこをしっかり育むほど、大きく羽ばたきます。
教育現場や母子支援活動での指導者としての目線
わが子を育てた親としての目線
両方の立場を経験したからこそ、
分かること、お伝えしています。
難しい理論を分かり易く、深く、ストンと腑に落ちて、納得でき、
そして、親御さんの気持ちに寄り添い、
行動に移せるメッセージとして伝えることを信念としています。
「心根育」を学んで頂くための講座があります。
家庭教育「心根育」講座
心根育を広める活動を一緒にしているリーダーの方々をご紹介します。
→「心根育」プロジェクトリーダー
家庭教育協会「子育ち親育ち」のあゆみ
2010年4月:「子ども能力開花くらぶ」開設
出版やメデイア取材を通し、
徐々に多くの方に認知されるようになり
2020年6月:家庭教育協会「子育ち育ち」として活動
専門職の方々にも共感、賛同頂き、
2022年1月:「心根育」プロジェクトチーム結成
自身の娘、息子を社会へ送り出した今、
未来を担う社会全体の子どもの健やかな成長を願い
現在の活動をしております。
皆さま、どうぞ宜しくお願いいたします。
家庭教育協会「子育ち親育ち」代表 田宮由美