伸びる子どもにする為に夏休み体験させてきたい事

小学生新聞(奈良新聞社)に掲載されました記事をご紹介させて頂きます。

「将来伸びる子どもにするために夏休み体験させておきたいこと」

 

下記、全文です。

小学生新聞 2014年 夏号

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「将来伸びる子どもにするために、夏休みに体験させておきたいこと」

 

長期の夏休みは、普段の学校生活では味わえない体験が
できる貴重な期間でもあります。

1学期の授業の復習や苦手な科目や単元の勉強を見なすこと、
約束や目標を達成できたかなど、夏休みの初めに1学期を振り返り、
親子でチェックするのもいいですね。

そして、40日もの長い休み、日頃できないようなことを
体験させる絶好のチャンスです。

 

さて、物が豊かになり、昔より
子どもは「不自由」を感じることが少なくなってきている昨今、
反対に失いつつあるものもあります。それは、「耐える力」です。

物の豊かさに加え、最近は親が先回りし、何でも準備し、
「転ばぬ先の杖」を用意することが増えてきています。
子どもが困難に出あったり、不自由さを感じたりすることが
少なくなってきるように思います。

 

偉人と云われる人の伝記を読みますと、
ほぼ共通している過去があります。

それは、幼い頃、家が経済的に貧しかったとか、
大病を患ったとか、つまり「我慢せざるを得ない体験」
「不自由な毎日」「思い通りにならない現実」を体感している、
という点です。

その、我慢をせざるを得ない現実の中で、
耐性を身に付けていっているのです。
そして将来、困難に遭遇しても、乗り切る力を持ち、
成功を収める、という展開に多くがなっています。

 

子どもが成長し、集団に入った時、また社会に出たとき、
大切なことのひとつに「ルールや規律を守る」ということがあります。

幼い時、忍耐力が養われていなければ、
将来ちょっとした困難に出あつたり、自分の思うようにいかないと、
直ぐに現実から逃れようとしたり、
責任を他に転嫁することが多くなります。

 

ですので、将来伸びる子どもに育てるためには、
小学生くらいまでに、「耐える力」「我慢する気持ち」を
身に付けさせることが非常に重要なことなのです。

 

では、どのようにすれば子どもにそれらを身に付けさせられるのでしょうか…。

我が家では、子ども達が小学生の頃、
毎年家族で、夏休みにキャンプに行っていました。

家では、水道の蛇口を捻ればキレイな水がすぐ飲めます。
ですが、キャンプ地では、食事を作るのに、
先ずはお米を砥ぐ水の確保からしなければなりません。

 

子ども達は、水汲みから始まり、食材を洗ったり、
切ったりと食事の準備を手伝う中で、
普段の生活の「便利さ」に気づきがあったり、
日頃の親への感謝の気持ちを改めて感じたりします。

 

もちろん、テレビもゲームもありません。
あるのは自然だけです。
そうしますと、自然を材料に自分たちで「遊び」を考え、見出します。
土や砂でトンネルや団子を作ったり、草花や虫を観察したり、
川の流れ、夜空の星、太陽の昇る様子、
日頃意識して見ないことに感動を覚えます。

風の香り、虫の声、夕日の沈む美しさ、五感もフルに使います。

狭いテントの中では、譲り合って寝ることや、
広く使う為に荷物の片付け、整理整頓を覚えます。

不自由さを自分で回避しようと、工夫する、
協力し合う、我慢する、判断する、などいろいろな力を育むことができます。

 

もちろん、キャンプ以外にも家族で登山に出かけるのもよいでしょう。
つらい経験を家族で力を合わせ乗り切るところがポイントです。

大切なことは「家族で協力」というところです。

文明が発達し、夏の暑さも冬の寒さもエアコンのボタンを押せば、
指1本で回避できる今の時代、
今年の夏休みは、「家族」で少し「不自由さ」を
体験してみるのもよいのではないでしょうか…

 

 

 

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